申し込み手順

借り入れ審査

金融機関の申し込み手順

銀行や消費者金融などの金融機関で融資を受ける際、審査の手順は書類、借入書、会社経歴書を審査していきます。会社経歴書とは個人が就職する際の履歴書と同類と考えて下さい。したがってこれという履歴(学歴、職歴)が無い方は最初から不利ということになります。

ある程度の経歴があったほうが審査をする側としても信用の度合いが違ってきます。更に、担当者からあがってきた貸付(融資)申込書は、各支店で審査されます。金融機関やときの経済状況で左右はされますが、基本的に1000万円以下は支店長に裁量権があると言われています。

それ以上は本店に回され、稟議にかけられます。その際の審査書類は上記以外に、賃借対照表、損益計算書、決算書、資金計画書、資金繰り表、事業経営計画書、投資計画書などが必要となります。これらの一つ一つが精査されチェックされていきます。

支店長決定ではある程度借り手の人間性が審査の行方を左右されますが、これが本店の稟議となると完全な書類審査となります。人間も人格もすべて書類の背後に完全に消失されてしまいます。学校の入試テストと同様と考えてよいでしょう。

完璧な書類の用意が肝要

したがって書類の完成度が稟議の結果を大きく左右させるのです。融資を享受する側に立てば、したがって完璧な書類の用意が肝要だということです。

殊に新規開業においては何も実績がありませんので、一層の説得力を持った書類が必要になります。逆にいえば、提出書類の完成度が高ければ、貸し渋る金融機関からある程度の貸付は享受可能ということです。ペーパーテストの優秀な生徒が受験に合格するのと似ているかもしれません。

また、通常飲食店の場合は総資本額における自己資本比率は55%〜60%とされていますが、新規開業の場合は70%を超えていなくてはなりません。仮に開業資金を1000万円とすれば、自己資本は700万円は必要ということになります。そして借入金は300万円が限度ということです。

借入金の上限はおのずと線引きがあって、たとえ担保の不動産を保有していたとしても、担保はあくまでリスク回避の手段でしかないということです。