お金の仕組み

日本銀行

東京・日本橋本石町には、日本銀行(日銀)の新旧両館があります。日本の主要都市でも、日銀の支店があり、それぞれ立派な建物が存在します。はたして日銀はどのような役割を果たしているのでしょうか。日銀には、発券銀行・銀行の銀行・政府の銀行という三つの顔があるとわれています。

そのうちわたしたちに最もなじみの深いものは、お金(日銀券)を発行する発券銀行としての顔でしょう。日銀が発行するお金は、だれもが取引の決算手段として無条件に使用することができます。しかし、世の中にお金が多すぎるとお金の値打ちが落ちる、つまりインフレになります。

逆に、少なすぎるとデフレになります。インフレもデフレも、行き過ぎると経済を混乱させます。

消費税

私たちが小売店で買い物する際、8%の消費税がかかります。税には、働いて得た所得などにかかる直接税と、モノやサービスを買ったときの支払いにかかる間接税という二つのタイプがありますが、消費税は後者の間接税の代表例です。

ちなみに消費税は、国全体の税収のうち10%程度を占めており、重要な税の一つとなっています。

ところで、消費税は私たちの消費者だけが支払っているのでしょうか。実は、消費税は製品が消費者にわたるまでのすべての段階で支払われます。ところが、その消費税はすべて消費者の負担になるという不思議なしくみになっているのです。