経済

国内経済の停滞

国内の経済停滞は、世界の競争に負けた結果ではないということは過去の事例を見れば火を見るよりも明らかでしょう。世界との競争に勝っても勝っても、それとは関係なく無関係に進む内需の縮小こそが、国内経済が直面する危険な象徴といえるでしょう。そういった事実を我々は正確に掌握しておかねばなりません。

そうでなければ、過去に発生した失敗を繰り返すことになります。かつて国内の自動車産業は輸出不振で大騒ぎをしたことがありますが、国内の新車販売台数に限定すれば、景気こそは絶好調であったものの、燃料価格が高騰した2007年から減速していたのです。

交渉

統計

こういった統計のソースは自動車販売協会連合会の集計なのですが、好調を伝えられていた軽自動車、乗用車、貨物車、バスなどを全部足した数字を、台数ベースで換算したものです。こういった情報のほとんどは虚偽なのです。国内新車販売台数は、毎月一台単位で発表されている全数調査結果です。

年に一回ぐらいは新聞の情報に掲載されますし、業界団体のホームページにも載っています。ところが、テレビはもちろん新聞といったマスコミでも日々のほとんどの記事は、世界不況になってから急に騒ぎ始めたものばかりで、バブル以降の経済状況を正確に検証されていないのが現状なのです。